拙作ラジオドラマがギャラクシー賞の上期入賞候補に選ばれたそうです。

雑記
11 /21 2015
dotuitare.jpg
今週連絡がありまして
僕が脚本担当の
春に放送されたラジオドラマ「手塚治虫のどついたれ~大阪大空襲」が
放送批評懇談会が選ぶ
ギャラクシー賞の上期入賞候補作8作品のうち1作に選ばれたそうです。

来年春に下期入賞候補作8作と合わせた中から
最終的な受賞作として
大賞1作、優秀賞3作、選奨4作の8作品が選ばれるそうで
(それ以外の作品は奨励賞になるそうです)

運良く入賞できたらまた放送になるかも知れませんので
その時はお知らせします。

大阪を舞台に戦後の若者たちの奮闘が描かれた原作を
漫画家になっていく若かりし手塚治虫(らしき人物)と、
戦後の瓦礫の中で浮浪児たちを守るために獣になっていく少年の
大きな時代の変化の中での、友情物語として脚色しました。

原作ではさりげなく書かれたセリフで、
今の時代にこれこそ響くのではという部分があり、
ラジオではそこがクライマックスになるように描きました。

そしてそのセリフを描いて
まだたったの半年しか経っていない今。

2015年11月13日以降、
巨匠の言葉はさらに重く
肝に銘じるべき言葉となった気がします。
スポンサーサイト

team54の千秋楽に行きました!

雑記
03 /17 2015
sannin.jpg


昨日は僕が三本立てのうちの一つを書いた舞台の千秋楽に顔を出しました。

僕のは鍋を食いながら三人がしゃべる芝居です。

渡した台本には

「一口だしをすする」とか「思いきり頬張りながら」とか

食べ方を指定するト書きが山盛りに書かれています。

さらに言えばちょうど三十分めのページに

「そして鍋をたいらげる」というト書きがあるために

三人は食べるのをやめるわけにはいきません。

僕の見ていないこれまでの回も、

ゲネプロも、稽古場でも

この三人は毎回僕の書いたト書き通りに鍋を食べてくれていたんだなあと思うと

少し不思議なSF気分です。(特に意味のない©藤子・F・不二雄)

終演後、出演のsoezimaxに
「もっとあっつあつなら良かったですね」なんて言いましたら
「あれほんとに熱いんだよ!」と怒られました。

作品タイトルがどこにも書いてなかったので(と思うので)
一応書いておきますと

僕の書いたやつのタイトルは

「三位一体! マイティ・スリー!」

これもまた僕の無責任なト書きのせいですが

耕陽さんの娘さんもちらっと出演してくれていて超かわいかったです。

前田耕陽芸能30周年記念「のらん」東京公演のお知らせ

雑記
07 /28 2014
noran.jpg
 僕の演劇台本の最新作になります「のらん」がこの夏の終わりに東京は銀座博品館劇場にて上演されます。
 偶然、二人芝居やら、ひとり芝居のお知らせが続きましたが、これは三〇人が舞台に出ずっぱりのヒストリカルコメディです。

TEAM54 PRODUCE Vol.7
前田耕陽芸能30周年記念公演「のらん」

脚本/オカモト國ヒコ(テノヒラサイズ)
演出/川浪ナミヲ(劇団赤鬼)

出演/前田耕陽 中川浩三 soezimax うえだひろし(リリパットアーミーⅡ) 
   炭谷征之 伊達康浩(劇団BQMAP) 長橋遼也(Z system)
   小林嵩平 吉岡幹夫 大久保直樹 矢野貴也 島田勇矢

<江戸/出演>
こぐれ修(劇団☆新感線) 廣芝友孝(舞夢プロ) 瀧下涼(劇団S.W.A.T!) 
中川素州(office魁) ドン・タクヤ(IQ5000) 秋葉仁 アフリカン寺越 
立山誉(渋谷ニコルソンズ) 岩田素直 野尻建 小林功 小林英樹
浅野彰一(あさの@しょーいち堂) 吉川英一 前田主也 宮本崇 梅木駿 
大野一弥 時宗広和 湯谷崇仁 小野健人 吉田卓己 秋江一 矢野太一 
野口大輔 長島竜馬

東京公演 銀座博品館劇場 2014年8月29日(金)〜31日(日)

タイムスケジュール
8月29日(金)19時
8月30日(土)13時・17時
8月31日(日)13時

 ちなみに大阪はABCホールでの公演が6月初めに終わっています。
 えーすいません。。。パンフの文章とか書いたので、なんかここで紹介したような気になってました。

 さて、気になる内容というか、物語はといいますと。
 皆さんご存知の『大塩平八郎の乱』をあまりひねらずに真正面から描いてみようという作品です。
 その決起当日の早朝には既に企みが奉行所に全てバレてしまっていたという史実通りの失敗から、そんなつもりはないのに大阪の町を焼け野原にしてしまったというこれも史実通りの顛末まで、大塩平八郎率いる洗心洞門下生三十人のドッキドキの右往左往を描いております。
 そして前田耕陽演じる主人公は、乱の首謀者・大塩平八郎、ではなく、その息子・大塩格之助です。
 名のある父親をなんとかかんとか支えている女房役の彼が、この大失敗の連続の中でどう三十人をまとめていくのか、癇癪持ちの父をどうなだめどう行動していくのか、涙ぐましい奮闘が描かれます。
 一応、執筆前に天満にあるお墓に手を合わせに行きまして「コメディなので笑えるように書きますが、お志はちゃんと伝わるようにします」と誓ってから書きました。自らの心のハードルをぐっと上げたこの熱いパトスが伝われば幸いです。

 大塩平八郎とその息子格之助は、失敗したまま、悲しい最後を迎えます。
 そこも史実通り、生ぬるい変更はありません。
 でも、本当にそれは悲しかったのかどうか。
 確かに事実だけを見ればその通りだけど、実は…。
 そのあたりの一握のファンタジーこそが歴史物をやる醍醐味なのかも知れません。

 お時間ご都合あいましたら、是非、足を運んで下さい。
 大阪公演はなかなかおもしろかったですよ。と、他人事のように言ってみつつ筆を置くことにします。

橋爪功さんに拙作「おとこのはなし」を実演してもらえる。

雑記
07 /25 2014
hashizume.jpg

 第五回したまち演劇祭in台東で、橋爪功さんが拙作を上演してくれることになりました。

 光栄ですね。

「おとこのはなし」 出演:橋爪 功 作:オカモト國ヒコ
9.11(木)14:00−
料金:1,500円【全席自由・税込】/台東区民割引:1,000円 
問合せ・申し込み:したまち演劇祭in台東事務局(03-5468-8113 平日11:00-18:00)

 公演情報ページに直リンク
 
 実はこれは以前にNHKFMで「橋爪功ひとり芝居 おとこのはなし」と銘打って放送されたラジオドラマです。

 ラジオなのにひとり芝居と言い張っていただけあってほぼ一幕物の舞台として成立出来るよう書きました。

 その僕の妙なこだわりの甲斐あってか収録直後の橋爪さんに「これどっかでやっちゃっていい?」なんて言ってもらえまして、それがまさかほんとになるなんて、ラッキー、というか、ひゃっほーい、というか、まあ単純に嬉しいです。

 さて気になる内容はというと

 男が一人いて、ずーっとしゃべってるだけの話です。

 だけの話というと、とてもおもしろくなさそうですけど、いっそこれくらいの情報だけで観に行ってもらえるとですね、意外とちゃんと話がある!とか、なんかそこそこ泣けるエピソードも入ってるじゃん!とかそういう低いハードルをクリアーしていくうちに、いつの間にかとてもいい感じでせつなくも雄大な風景が見えちゃうんじゃないかと思うのですよ。

 まあ内容はどうあれ、橋爪功さんがずーっとしゃべってくれるだけで嬉しいですよね。

 座席が少ないみたいですので、ご興味ある方はお急ぎ下さい。でわ。

拙作ラジオドラマ『薔薇のある家』広島で上演の巻。

雑記
07 /24 2014
 広島の方が拙作『薔薇のある家』を上演してくれるようです。

 『薔薇のある家』は元々ラジオの為に書いたほぼ一幕物の二人芝居で、その時は奈良岡朋子さんと大竹しのぶさんに演じていただけました。

古市公民館演劇事業 シアター・レトロ・マーケット

演劇企画 はらはら芝居
『薔薇のある家』

演出・出演:原島絵梨佳 原かおり
演出監修:恵南牧(PROJECT Fe)


日時:8月7日(木)20時~、9日(土)18時~(開場は開演の30分前)

場所:広島市古市公民館
(7日(木):会議室1・2 9日(土):大集会室)

主催・問合せ:(公財)広島市文化財団 広島市古市公民館  
〒731ー0123 広島市安佐南区古市三丁目24番8号  
電話:082ー877ー2677(井手)

入場無料


 内容は、といいますと

 足の骨折のブランクから早く仕事に復帰したい老女優とそれをなんだかんだで誤魔化そうとする付き人の女性が深夜リビングで延々と話すだけ…、の話です。

 だけの話、などと書くとまったく面白くなさそうですが、書いた本人としてはこれ以上言っちゃうとネタバレになるので口が裂けても言いたくないのだ…!

 というくらい(あくまで作者としてはですが)台本2ページ目から「あ、そうだったの…?」とか「あれ?この二人って実は…」というようなスリリングな仕掛けをてんこもりで盛り込んでいるつもりでして、出来れば何の情報も持たずに味わって欲しいと願っておるのです。

 とはいえ放送時や賞をいただいた時の作品紹介では、ある程度バラしておかないと何の話なんだかわからないという理由もあり、僕のこだわりの前半戦の内容は思い切り明らかにされてしまっていましたが…(笑)。


 ところでこの「古市公民館演劇事業 シアター・レトロ・マーケット」は、地域の方にもっと演劇を身近に感じてもらおうという趣旨の催しだそうです。

 身近に感じるという意味ならこの作品は、テーブルと椅子と二人の人間がいればいつでもどこでも成立してしまうお手軽さも持ちあわせています。

 今回の公演でも、七日と九日で上演する会場が違う、という普通ではあり得ない事もこの作品なら全く問題ないはずです。

 なによりあまり演劇に馴染みのない方に「ただ人間が二人ほどいてそこに工夫があれば、演劇は成立するものなのだ」と感じてもらえるなら、本作が実演されることに少しくらいは意味があるのではないかと思っています。

 手軽だ、身近だ、と書きましたが、実はおいそれと上演出来ない要素もある作品でもありまして、それは豪華な照明でも華麗な衣装でも朗々たる歌声でもなく、それはただただ役者の「年齢」です。

 演出次第かとも思いますがやはり年齢とは最高の説得力です。

 果たしてまだまだ僕の周りの役者たちではこの作品の中の千鶴子と夏子が要求している「年輪」は表現できないと思ってます。

 そういう意味で、自作ながら自分もいつかは上演してみたい挑戦してみたいと思っている作品です。

 もしお近くの方がいらっしゃいましたら、是非足を運んでみて下さい。

 ではまた。