教育委員会が舞台のラジオドラマ「委員会ファイブ」6月1日オンエアです。

新しく書いた「委員会ファイブ」というオーディオドラマがこの土曜日6月1日にオンエアされます。
緊急に召集された五人の教育委員がある問題を話し合う一幕物です。

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「委員会ファイブ」

【NHK FM】
2013年6月1日 22時~22時50分(全1回)

【出演者】
辰巳琢郎 麿赤兒 中川浩三 田所草子
三島ゆり子 鴻池央子 永田沙紀

恥ずかしながら教育委員会については
「何かしら教育のエラいお爺ちゃんたちが集まって何かしら教育にまつわる重大な決定を下してる機関のことですよね?きっと?」
というようなあやふやな知識しかなかった僕が本読んだり取材させてもらったりして書いた、いわゆる社会派コメディです。(このジャンルって自分で言うの、とても恥ずかしいですね…)

委員会の特殊な在り様については、聴いていただければすんなりと分かるようになってますのでここでは詳しく書きませんが、
調べれば調べるほど
「この委員会制度って、無い方がいいのでは…?」
「完全に役所の隠れ蓑ってやつじゃないの?」
と感じる事も多く、巷間言われているような不要論もなるほどと頷かざるを得ませんでした。

しかし、これも取材で分かった事ですが、同じシステムなのにすごくうまく回せている自治体もあるんです。
それはやっぱり委員の方の熱意によるもの、そしてその熱意が十分に伝わる事が可能なくらいの自治体の手頃な規模によるものです。

この事実にはストーリーを進める上で、すごく勇気をもらいました。

やっぱりどこにも希望がないようなお話を書きたくはありませんから。

物語は、非常に不謹慎に進みます。
たちの悪いブラックジョークにしか聞こえないかも知れません。
しかし、それでも最後まで聞いていただければ、僕ら作り手の熱意は伝わると思っております。

是非、お聞きください。


今、教育長に権限を集中するべきだという提言があります。それについてはこのドラマ上では触れておりません。
しかし、もしもそういうことになると、この物語のような事態がさらに起こりやすいとも言えるのではないか?と浅薄ながら思ってしまいます。
僕も子供がいる身ですので、よりよくなっていくことを切に祈ってます。
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コメント

No title

何週か前になりますが拝聴しました。
教育委員という組織自体を名前以外ほとんど知らなかったので勉強になりました。
ストーリーもよかったと思います。
うまく回っている自治体の教育委員の皆様の「熱意」に敬意を表します。
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プロフィール

Author:オカモト國ヒコ
劇作家・演出家・脚本家
「テノヒラサイズの人生大車輪」(作・演出)第22回池袋演劇祭優秀賞。
FMシアター「薔薇のある家」で平成22年度文化庁芸術祭優秀賞、第48回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
「橋爪功一人芝居 おとこのはなし」第50回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
関西TV「誰も知らないJ学園」「新ミナミの帝王~裏切りの実印」
NHK-BSプレミアム「高橋留美子劇場」「猿飛三世」(5、6話)
Eテレ「昔話法廷 第2シーズン」

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