今週末に書いた舞台「大阪ブロードウェイ TAKE OVER 80」があります。

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08 /29 2013
 もし過去にタイムスリップ出来たら何をするか?という設問に対して、けっこう上位に来る答えとして「先に発表しちゃう」というのがあると思うんですよ。
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大阪ブロードウェイ 旗揚公演 「TAKE OVER 80」

作:オカモト國ヒコ 演出:芝井崇成/Neo

2013年8月31日(土)19:00〜

     9月1日(日)13:00〜/17:00〜

江坂スペースシアター

前売券 3,000円 当日券 4,000円(全館自由席)

受付は開演の1時間前、開場は開演の30分前になります。


 で、もう今週末に迫ったこの舞台は、あるミュージシャン志望の青年が80年代にタイムスリップして過去のヒットソングを自分の曲として発表してしまう―――、というミュージカルです。

 当然、曲は大ヒットして主人公は一躍トップアーティストになり、ヒットソングを連発します。連発できるのです。何故なら、これからどんな曲をどのタイミングで出せばヒットするか、彼は全部知ってるのですから。

 しかし、ある日主人公はあることに気づきます。それは・・・


 というのがだいたいのお話です。

 つーか、およそ音楽活動というものは、ある少年の日に突如電撃に撃たれて始まるものじゃないですか(論拠は映画『青春デンデケデケデケ』のみですが!)。
 ロックという名の電撃が少年の体を構成していた物質を一度原子レベルまで分解し、新たに再構成してしまったわけでね。
 てことは、その電撃を作り出したアーティストは少年にとって自分をもう一度生んでくれた親も同然、神そのもの、一生逆らえない師匠みたいなもののはずですよ。
 そりゃあ、たまにゃあ「もう○○も終わった」「今の俺は○○を否定できる」などと反抗期めいた呟きをもらすこともあるかも知れませんよ?
 でも、ひとたび創作に迷えば最初のあの衝動、あのアーティストのあの曲に戻ってくるしかない。そういうものでしょう?ねえ?

 酔った勢いみたいなテンションでいったい何が言いたいかと言うとですね、『バックトゥザフューチャー』は時を越えて若い両親に会う話じゃないですか。
 今回のこの話は時を越えて憧れの心の師匠に会う話なんですよ。
 会ってみたら思ってた感じの人じゃなかった!というのもお約束で。
 そして、その憧れの師匠にも、心の師匠がいるはずです。遡ればカントリーミュージック、リズムアンドブルースに行き着く。つまり、彼らの音楽ってのは過去の膨大な遺産を受け継いで奏でられてるものなんです。

 しょぼい自分だけど、それでもこの川の流れのどこかに属してる。自分が感じたあの衝動を誰か次につなげる事は出来ないか?なにか自分に少しでも新しく付け足せることはないか?

 これはきっと、そういう人たちの話です。

 これもフレッシュな若者たちが頑張ってくれてますよ。
 ご興味ありましたら、是非観に行ってあげてください。
 若いって、いーねっ。
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コメント

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感動しました。

大阪ブロードウェイの公演観て来ました。素晴らしかったです。感動が込み上げて思わず泣いてしまいました。若いCASTさんの活躍に観客もダブルコールもあって、最高でした。國さんもわかいCASTさんの夢がかなうように、活躍のチャンスを提供してください。よろしくお願いします。夢にむかって頑張れるっていいですね。

オカモト國ヒコ

大阪で演劇やラジオドラマやTVドラマの脚本を書いています。

「テノヒラサイズの人生大車輪」(作・演出)第22回池袋演劇祭優秀賞。
FMシアター「薔薇のある家」(脚本)平成22年度文化庁芸術祭優秀賞、第48回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
特集ドラマ「橋爪功一人芝居 おとこのはなし」(脚本)第50回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
関西TV「誰も知らないJ学園」「新ミナミの帝王~裏切りの実印」
NHK-BSプレミアム「高橋留美子劇場」「猿飛三世」(5、6話)
Eテレ「昔話法廷 第2シーズン」