脚本を書いたTeam54「のらん」再演、観に行ってきました。

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全ステージ全席完売だったそうで、客席も盛り上がってて良かったです。

今回は吉本新喜劇座長、内場勝則さんが大塩平八郎を演じてくれまして

前回の、武人としての厳しさの中に愛嬌が光る男の悲哀の中川浩三バージョンとはまったく違う
包容力の中にもかわいげが隠しきれない、人の良さそうな大塩平八郎像がとても興味深かったです。

そのあたりを打ち上げの席でご本人に聞いてみたんですが
「今更、乱やめるとか言われへんしな~」みたいな気持ちも内心あったんちゃうかなというイメージで演じられたそうで、
皆を引っ張っていく乱の首謀者というよりは、立場的にやらざるを得ない神輿を演じる男、みたいな感じでしょうか。

中心である大塩像ががらっと違ったお陰もあり、曲もセリフも同じなのに再演というよりまったく違う作品のような印象で、その振り幅がなんだか嬉しかったです。

書いた僕が言うとなんだか手前味噌な感じがするかもですけど、もう二年も前に書いたホンで今回は時間なくて稽古場にもまったく顔出せなかったので完全に第三者視点なのを信じて聞いて欲しいんですが、なんというかこの舞台、大阪に住む人間としてこの街の過去に思いを馳せつつ楽しくもあり哀しくもありの大変意義のある時間を過ごさせてくれた気がしましたよ。

40人のパワーのお陰で、中斎先生のお志がぐわわっと21世紀の舞台上に蘇った感じじゃないでしょうか。

実は二年後、さらにグレードアップしての再再演がふわっと企まれつつあるようなないような。。。。

またお客さんも含めたたくさんの人数で、大塩平八郎と洗心洞の熱い男たちの生き様で盛り上がれたら嬉しいですね!

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プロフィール

Author:オカモト國ヒコ
劇作家・演出家・脚本家
「テノヒラサイズの人生大車輪」(作・演出)第22回池袋演劇祭優秀賞。
FMシアター「薔薇のある家」で平成22年度文化庁芸術祭優秀賞、第48回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
「橋爪功一人芝居 おとこのはなし」第50回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
関西TV「誰も知らないJ学園」「新ミナミの帝王~裏切りの実印」
NHK-BSプレミアム「高橋留美子劇場」「猿飛三世」(5、6話)
Eテレ「昔話法廷 第2シーズン」

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