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朗読劇「薔薇のある家」はこんな空間で行われました!

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3月末に行われた朗読劇「薔薇のある家」のリハーサル風景です。
写真は左が和泉敬子さんと右が久野麻子さんです。
えらく殺風景に思われるかも知れませんが、より観客に想像を膨らませてもらえるようにシンプルに削ぎ落とした結果こうなりました。
舞台右手にホームセンターなんかでよく売ってる棚のようなものがありますが、正体は大学の稽古場にあった何に使うのかよくわからない四角い箱を6つ積んだもので、具体的なセットではありません。物語上、リビングと対面式のキッチンを行き来きしてはグラスなど持ってくる場面があるので、この箱の中に仕込んであります。そしてこの位置はキッチンとの距離を表現しています。
写真ではわかりませんが会場のアートスペースB1は駅の中にある施設なので騒音とまでは言いませんがやや防音に難があり演出の僕はそこが心配でした。しかし、その程度のこと、始まってしまえばお二人の力できゅっとねじ伏せてくれまして、最終的にはこの殺風景な舞台が見事な演劇空間となりました。

僕も作った側として朗読劇を観るのは初めての経験なので、じっと舞台を見てる方もいれば、天を仰ぎ目をつむってる方もいるという不思議な観客席が新鮮でした。観客と呼ぶべきか、聴衆と呼ぶべきなのかわかりませんが、皆さん非常に集中して想像を働かせて聴いてくれまして、舞台の後のアフタートークもなかなか熱い感じで進みました。稽古場での議論では出なかったような意見がいろいろと聞けて、作者としても一人間としても非常にためになった1日でした。

機会があればまたやりたいですね。
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プロフィール

オカモト國ヒコ

Author:オカモト國ヒコ
劇作家・演出家・脚本家
「テノヒラサイズの人生大車輪」(作・演出)第22回池袋演劇祭優秀賞。
FMシアター「薔薇のある家」で平成22年度文化庁芸術祭優秀賞、第48回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
「橋爪功一人芝居 おとこのはなし」第50回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞。
関西TV「誰も知らないJ学園」「新ミナミの帝王~裏切りの実印」
NHK-BSプレミアム「高橋留美子劇場」「猿飛三世」(5、6話)
Eテレ「昔話法廷 第2シーズン」

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